映画

2011年6月15日 (水)

そして今月、6月に今まで見た映画

「処刑剣」
「女渡世人 おたの申します」
「アジャストメント」
「ヤバい経済学」
「アウェイク」
「資金源強奪」
「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」
「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく」
「さや侍」

全部の感想は書ききれないですこのWishryというサービスに短い感想をアップしています。

週末に近所のシネコンのレイトショーに行くのがほぼ習慣になっちゃって、4週続けて通ってます。だって1200円で見られるんだもん。鑑賞券より安い。ただ僕は酒飲みなので、必ずお酒が入った状態で見てるんで翌日あんまり内容を覚えてなかったりするです(汗)

で、作品ですが、まずなんといっても浅草名画座で見た「女渡世人 おたの申します」が凄かった。なんの予備知識もなく見始めるとグイグイ物語に引き付けられていき、藤純子の弱々しい力強さに引きこまれ、エンドマークのあとにはものすごい映画を見たという感動が待っていました。帰宅して調べてみると[監督]山下耕作[脚本]笠原和夫という凄いコンビ。こういうのをさらっと上映している浅草名画座はなにげに立派ですね。

新作は不調。強いて言えば「アウェイク」が良かった。全然期待していなかったのに面白かった。絶体絶命の主人公の運命がどう転がっていくのかまったく予想できず、そしてそのパズルがはまったときに、前半の母親の演技が伏線になっていたことが分かるんだなあ。究極の愛ですが手塚治虫のブラック・ジャックにあっても良さそうな着地でした。

まだ今月は半分くらい残っていますが、新作映画でがっかりした感じを、浅草名画座の古い東映映画で持ち直している感じです。

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5月に見た映画を振り返ってみる

「エンジェルウォーズ」
「キッズオールライト」
「ブルーバレンタイン」
「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」
「ザ・ファイター」
「渡世人列伝」
「任侠興亡史・組長と代貸」
「八日目の蝉」
「ブラック・スワン」
「アンノウン」
「昼間から呑む」
「マイ・バック・ページ」

完全にいつもどおりの映画鑑賞生活が戻ってきたのが5月です。近所のシネコンにレイトショー割引があることを開館から3年目でやっと知りました。今後、映画を見るスタイルが変わるかもしれません。

全部の映画の感想は書ききれないですが、このWishryというサービスに短い感想をアップしています。

「エンジェルウォーズ」は劇中の音楽も嬉しくて、次はどんな曲でくるのか?とわくわくしていたらSearch And Destroyが流れたときの高揚感ったらなかったです。ラストのLove is drugの下世話感も好き。サントラ愛聴中。今のところ今作と「トゥルーグリッド」の2本がブッチギリで今年のベストな感じ。

制作費100万円に満たないという韓国映画「昼間から呑む」は内容も知らずにただタイトルに惹かれて見た作品。これがまあ面白いこと。独特な世界観も、のほほんとした時間の切り取り方も僕好みで楽しく見ることができました。

あと数年ぶりに浅草名画座に任侠映画を見に行きました。ヤサグレた雰囲気が妙に嬉しくて2週続けて行っちゃった。ラスト1作だと割引で700円だし。椅子が今風に改装されていて見心地もよくなっていました。6月も通う予定。ただ煙草をやめたぼくにとっては場内のたばこ臭さがたまらなく辛くてマスクは必携となってます。

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振り返ってみる4月に見た映画

『孫文の義士団』
『トゥルー・グリット』
『メアリー&マックス』
『塔の上のラプンツェル』

震災の影響と、もう今では原稿は書き上げたのですが書き下ろしの仕事があって、4月も全然劇場に向かう気持ちになれませんでした。で上記の4本は4月の最終週1週間で見たものです。

震災以来約2カ月ぶりに劇場で見た映画はドニー・イェンの『孫文の義士団』でした。そして笑っちゃうんですが今年になって初めて1800円払って見た映画でもあります。それ以外は全部割引料金で見ているんですから、どれだけこの映画が見たかったのか、その期待感が分かりますよね。ドニー・イェンが横スクロールアクションゲームばりに街中を走り抜けるシーンはもうため息しかでませんでした。ソニック・ザ・ヘッジホッグみたいでしたよ。ただ逃げる人力車がアンストッパブルじゃなかったところが惜しい。カンフー映画特有の対決シーンを盛り込むことでそれが阻害されちゃった。でもその対決シーンがまた良いんですけどね。


コーエン兄弟はやるときはやるを証明したのが『トゥルー・グリット』。主役3人の造形、馬、銃、荒野の風景、雨、雪、星空、スクリーンに映るすべてにうっとり。ちょいネタバレ、最後の息を切らせながら走るジェフ・ブリッジスの姿を思い出すだけで目頭が熱くなります。この時点での2011年ベスト映画。

そして『メアリー&マックス』で号泣しましたで。マックスの声はフィリップ・シーモア・ホフマンがやっているし、ペンギンカフェオーケストラの音楽が聞こえてくるし、ダイアン・アーバスの影響があると後付で知ったし。しかも実話だというし。「親類は選べないけど友達は選べる」とか震災の影響で揺れ動いていた気持ちにぴったりハマリました。

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休んできた期間を振り返ってみる3月に見た映画

「英国王のスピーチ」
「イップ・マン序章」
「アンチクライスト」

3本とも震災以前に見た映画です。震災そしてそれに続く原発事故は強く僕の心理をえぐりました。震災のあとは映画を見る気分になれなくて、このまま映画なしの生活も良いかなと思ったりもしました。

「アンチクライスト」はシャルロット・ゲンズブールのパティー・スミス化でぐっと萌えるところはあったけれど、やっぱり嫌。

「英国王のスピーチ」のできは普通ですよね。出来は普通でもすごく面白かったのはロッキーなどに代表されるスタンダードな敗者復活物語だったから。とっても楽しく見ました。

「イップ・マン序章」というかドニー・イェンは今一番大好きなアクションスター。アンチクライストで打ちひしがれた僕の心をあっという間に立てなおしてくれました。


3月の映画代 2750円 1作平均=916円

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2011年3月 1日 (火)

映画「毎日かあさん」

「毎日かあさん」 小林聖太郎監督
2月20日(日) MOVIXデーのため1000円で鑑賞

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1話1エピソードのあの原作をここまで一つの物語としてまとめた真辺克彦さんの脚本に拍手。

涙腺のツボを刺激する瞬間が多すぎて、ほぼ全編、うっすら涙ぐみながら見て、後半、永瀬正敏がニコンのカメラを構えて家族を撮り出してからは鼻水まで出てきちゃって。そんでもってエンドロールの写真の羅列でさらに鼻水と涙の洪水。

僕が離婚を経験しているということと最近、友人をアル中で亡くしたとかもう、ツボまみれの映画でした。

そうそうアニメにもなっているし場所がシネコン。だから大半が親子連れで、始まって30分くらいでそこら中から子供のグズる声が。後半30分は飽きちゃった子供が通路をウロウロしたり走り回ったりだけど、ま〜スクリーンの中の子供と一緒で微笑ましかったですよ。でも別の映画ったらゲンコツですよね。

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映画「ヒアアフター」

「ヒアアフター」 クリント・イーストウッド監督
2月20日(日) MOVIXデーのため1000円で鑑賞

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冒頭、イーストウッドの映画では珍しいVFX満載の大パニックシーンがあります。ぼくはまったく予期していなかったのでびっくりしました。で後からスピルバーグがプロデュースと知って納得。

ロンドン、パリ、サンフランシスコに住む「死」に関して人とは違う何かを感じている3人がいます。性別も年齢も異なるこの3人の物語が並行して描かれ、この3人がどう結びつくのか物語の肝。その肝もスムーズに描かれて、あら良い話。でもなんか、こうイーストウッドの映画を見たというみなぎるものがないのも事実。

マリー役のセシル・ドゥ・フランスさんに一目惚れ。ず〜〜と見つめていたい美人さん。イーストウッドはどこから見つけてきたんだろう。

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映画「ザ・タウン」

「ザ・タウン」 ベン・アフレック監督
2月20日(日) MOVIXデーのため1000円で鑑賞

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足を洗いたいのに洗えない。愛する人と二人で、昔からのしがらみから抜け出したいのに抜けだせない。そんな今まで何度も何回も見てきた、ヤクザ映画というか任侠ドラマでも、よくあるテーマが骨格にあります。そういえば「竜二」なんかもそんな話だったな〜とか。

日本のヤクザ映画だと主人公は破れかぶれで殴りこんでいくんだけど、今作の主人公は冷静に行動して、そして自分なりに愛を貫き通します。ここ重要だよね。ちょっと尺は長かったけどベン・アフレックの心意気は通じました。ベン・アフレック、監督としても侮れないっすね。

エンディングで流れた曲にぐっときたので、じーっとエンドクレジットを眺めていたら「Ray LaMontagne」だと分かり納得しました。流れたのは2004年の「Trouble」というアルバムに入っている「ジョリーン」ていう曲。この辺のチョイスというか音楽の趣味が近いのも嬉しかったりしました。

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映画「再会の食卓」

「再会の食卓」 ワン・チュエンアン監督
2月14日(月) TOHOシネマズデーのため1000円で鑑賞

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詳しいストーリーなどは公式サイトを参照してね

涙、涙の物語になりそうなテーマを、ユーモア含んだエピソードで繋いでいったために、なるほど独特の雰囲気をまとった面白い作品に仕上がっていました。

予期せぬ人生を歩んだ3人の老人たちが、やっぱり人生というのは思い通りに行かないもんだということを、台詞で語らせるのではなく、酒に酔い、歌うということで静かなクライマックスに昇華していいました。この監督は本当にいろんな所に対するさじ加減が抜群で、これこそ持って生まれたセンスなんでしょうね。

発達していく上海の町並み。それも旧市街の様子が見られて、映画で上海旅行をしたような気分になれたのもよかったです。

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2011年2月16日 (水)

映画「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」

「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」 平山秀幸監督
2月13日(日) 鑑賞券にて1300円で鑑賞

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実は今作の関連本の編集をしたり、実際にサイパンまで取材に飛んだりした関係上、感想を書く以前にお腹いっぱいな状態。試写にも行きそびれたから、もう見なくてもいいかな〜と思ったりしていました。

でも、わざわざ劇場に足を運んだわけはやっぱりお客さんの入りを確認したかったから。ライバルは同じ東宝の「あしたのジョー」。どう考えても「あしたのジョー」の圧勝ですよね。でも、少しでも健闘していれば良いな〜と思いながら近所のシネコンに自転車で向かいました。

窓口で「太平洋の奇跡」と「あしたのジョー」を見ると告げると、「太平洋の奇跡」は直近の回は混んでいるので、空いている「あしたのジョー」を先に見て、「太平洋の奇跡」はその後の回を見たほうが良いとのこと。「へえ〜混んでるんだ」とちょっと嬉しかったです。

で、結論から言うと「あしたのジョー」は半分も客が入っていませんでした。その後に見た今作はギューギューの状態でしたね。客席にはお年を召した方々が多かったです。そういった年代をターゲットにして、派手さとは程遠い落ち着いたドラマを作るという「企画」が良かったんだと思います。

作品自体もまあまあだったんじゃないかな。

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映画「あしたのジョー」

「あしたのジョー」 曽利文彦監督
2月13日(日) 鑑賞券にて1300円で鑑賞

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オープニングの泪橋、ゼロメートル地帯のドヤ街がドーンと画面に広がって、あのテーマソングが流れる。うお!!っと、物凄く盛り上がったけれど、その後は、様々な違和感や疑問が頭の中を駆け巡って、最後までノレませんでした。

まずシナリオに違和感が。鑑別所内での力石とジョーとの関係が深く掘り下げられていないため、二人の因縁が伝わりません。ボクシングの試合で一度引き分けたという理由だけで、力石はあれほどの減量を行ったわけではないですよね。尺の問題があるのならば、これは後で触れますがジョーと力石の試合後の無駄な余韻をすっぱりカットして、こっちに時間をかけるべきでした。

今作での白木葉子はただのメッセンジャーです。メッセンジャーとしてしか機能していない役柄だというのに、原作にはない彼女の出自や、その出自ゆえにもたらされるある計画がシナリオに盛り込まれています。なんでこんなエピソードを挿入したんでしょう。この部分もすっぱりカット。そしてジョーと力石の因縁にあてるべきでした。

ジョーと力石の試合後の無駄な余韻も必要だとは思えませんでした。そしてこの無駄な余韻がやたらと長い。タンポポを使った今時めちゃくちゃ恥ずかしい演出は、なんだか僕のほうが気恥ずかしくなってしまいました。

そして演出にも疑問が。試合だけではないのです、大事なシーンはほとんどスローモーションで表現されているのです。あ、またスローになった、またスローだ、あれれまたスローモーションだぞ。このスローモーションが映画全体のリズムをアンバランスにしちゃったのかもしれません。

試合のシーンでも、くどいほどスローモーションが繰り出されますから、本来ならば躍動感たっぷのはずのボクシングシーンが、ちっとも血沸き肉踊ることがない味気ないものになっていました。先日見たイップマンの格闘シーンの躍動感。ロッキーシリーズの胸を打つ戦いの熱さ。ジョーと力石が戦ってそれが表現できないなんて信じられないですよね。どうしちゃったんでしょうか。

一方で演ずる役者さんたちは本当に良かった。香川照之も伊勢谷友介もその意気込みはスクリーンを通してビンビンに伝わってきました。役者さんがあんなに頑張ってるだけに本当に惜しいです。

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