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2011年1月14日 (金)

映画「モンガに散る」

「モンガに散る」 ニウ・チェンザー監督
1月10日(月) メンズデーのため1000円で鑑賞

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裏社会に足を踏み入れた5人の高校生が、歓楽街モンガの覇権を巡る内省人と外省人、伝統派と改革派との複雑な争いに巻き込まれていくというストーリー。

ストーリーを追いかけるのが面倒になるほど作品全体を彩る映像が素晴らしかった。80年代のモンガという昔ながらの繁華街、日本で例えたらアメ横とか浅草なのかな、そんな歴史があるゆえに雑多、雑踏など「雑」の字が似合う街が舞台。そのモンガという街の描写も、赤や黄色といった原色が際立つ色の感覚が強烈で、いい感じで酔わせてもらえました。美術スタッフ相当頑張った。今作のように映像に凝っていると、得てしてアート志向の雰囲気映画になりそうなのに、そうならないのは脚本の力ですね。

今作では日本の「桜」の花が重要なポイントになっていて、タイトルの「モンガに散る」の「散る」っていう単語も桜を連想させます。最後まで見終わったあとになるほど〜と思えるんだから邦題を付けた人のセンスに拍手。ただ台湾の人が思い描く日本の桜の色は「赤」。でも僕らが思い描くのは淡いピンクだから、ちょっと違和感がありました。でも、それでも最後の桜は美しかったなあ。

個人的には劇中のエア・サプライに心が揺れました。今作ではエア・サプライの「Making love out of nothing at all」のカバーが3回流れます。あのダサイの代名詞だったエア・サプライにグッとさせられるとは自分でも驚き。そして、そのうち2度は主役の男の子と娼婦の女の子が、カセットウォークマンのイヤホンを二人で分け合うという形で流れます。懐かしくなんとも心にぐっとくるシーンでした。

とても面白く見られた作品だけど、いかんせん長い。最近はどんな映画を見ていても2時間を越えてくると、早く終わらないかな〜と思うようになっちゃった。老化ですね。

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