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2010年8月16日 (月)

映画「ぼくのエリ 200歳の少女」

ぼくのエリ 200歳の少女」 トーマス・アルフレッドソン監督
8月11日、サービスデーなので1000円で鑑賞

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脚本、演出、役者の演技、すべてが素晴らしい見応えのある作品でした。

いじめられっ子12歳のオスカーとアパートの隣に引越してきた少女に見えるエリとの恋物語。しかしエリが実はヴァンパイアだったという話。詳しくは公式ホームページを参照してね。

暗闇の中をとろけそうな雪が舞っているオープニング、これが僕にはスノードームを撮影しているように感じられました。物語はスノードームのような閉ざされた空間の中で語られていくという暗示はあながち間違いではなかったことが後にわかります。

12歳にしてかけがえの無い存在であるエリと出会ってしまったオスカー。その描写が丁寧でそして説明的ではなくあくまで映画的手法を使って表現していく。惚れ惚れとしてしまいました。

そして誰もが感じる「小さな恋のメロディ」風のラストシーンが素敵でした。2人の未来はどうなるのだろう? オスカーもあのオジサンのようになってしまうのかな? そんなことを僕も想像してしまいました。そうさせてしまう時点でこの映画は僕の心をつかんでいるわけで、監督の大勝利だと思います。

原作小説のタイトルは「モールス」。モールス信号のモールス。隣同士に住む2人は壁越しにモールス信号で会話をするのです。このモールス信号は素敵なラストシーンの味わいに活きてくるのです。

さらにこの映画の磁力は自分がかけがえの無い存在に出会ってしまった時に、オスカーのような行動が取れるかな?という自問自答さえ呼び起こしました。そんなことを詳しく書くと自伝小説になってしまうので端折りますが、もう一度見るときは、そんな視点から見直すのも面白いんじゃないかな。

そうそう肝心なところでボカシが入ってしまうんだけど、そのボカシ部分になにがあったのかをツイッターでたずねたところ、フォロワーさんたちが教えてくれて、とっても嬉しかった。ツイッター悪くないなぁと思った瞬間でもありました。

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