« 満席終了 | トップページ | 料理「油淋鶏」と「きゅうりの冷や汁」 »

2010年7月13日 (火)

映画「SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー★傷だらけのライム」

7月3日(土)に鑑賞
「SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー★傷だらけのライム」入江悠監督

Sr2

詳しいストーリーなんかはオフィシャルサイトを参照してね。

前作をとても面白く見たので、かなりの期待を抱いて劇場に。期待に違わず大満足で劇場を後にすることができました。

前回は埼玉の深谷(物語上はフクヤ)が舞台で今回は群馬が舞台。どんだけ北関東が好きなんだよ〜……というのも東京に近くて遠い場所というのがキモなんですね。ファッションにしても流行にしても東京とは微妙にずれていて垢抜けないというイメージが北関東には定着しているわけです。群馬だからBOOWYというステレオタイプの引用も笑えたなあ。今回はそんな群馬を舞台に5人の女子ラッパーが喜んだり悩んだり、泣いたり笑ったりするのです。

この女子たちの年齢が25歳と27歳という抜群の設定なのです。夢を持ち続けることができる年齢でもあるし、同じように夢を諦めなきゃいけない年齢でもあります。そして、高校時代にやっていたラップグループでもう一度ライブをやろうと決意するんですが、その今更感がとっても重たくなるのもこの年齢だと思うのです。

その年齢の重たさは25歳と27歳ではまったく違うことも映画の中で語られます。僕は笑ってしまったんですが、25歳が27歳に向かって
「先輩たちと違って、私たちはまだ未来があるんすから、あんまり変なことさせないでください」(うろ覚え)
と啖呵を切るんですね。たった2年の違いなんだけど27歳はもう未来がないことになってる。なるほど、女子は若い方が勝ちなんだと感心してしまいました。

主人公のアユムが忘れていたラップへの情熱を思い出させるのが、そうですアイツラです。前作で泣き笑いさせてくれたIKKUくんとTOMくんのSHO-GUNGです。前作のラストであれだけ打ちひしがれた2人が、まだヒップホップを続けていたことが嬉しいねえ。そしてこのSHO-GUNGの2人が絶妙のタイミングで現れては場面を掻き回して行きます。女子5人とのラップ対決のシーンは本当に最高だった。

そしてラストの法事の席でのアユムのラップ。一番ラップが似合わない場所で、最もラップをやるのに辛い場所で、アユムは自分の本心をラップに乗せて吐露します。このシーンがものすごい緊張感に満ちてるんですが、その理由が前作から踏襲されている基本ワンシーン・ワンカットという撮影方式。観客は実際に現場に立ち会っているかのような気になるんですね。スクリーンを見てるのにもうどこにも逃げ場がないという感じ。

そしてエンドロールの最後に本当だったらとっても嬉しい一言が。ブロ、コンニャクと来て、次は干瓢なの!わ〜〜い。

見終わった後、嬉しくてサントラも買っちゃいました。

|

« 満席終了 | トップページ | 料理「油淋鶏」と「きゅうりの冷や汁」 »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/3282/48868536

この記事へのトラックバック一覧です: 映画「SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー★傷だらけのライム」:

« 満席終了 | トップページ | 料理「油淋鶏」と「きゅうりの冷や汁」 »