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2010年6月 7日 (月)

映画「告白」

6月7日
告白」中島哲也監督
 事務所そばのチケットショップで鑑賞券を勝手鑑賞

タイトルが示す通り、登場人物の告白(モノローグ)によって物語が進行していく作品です。

中島哲也監督の前作「パコと魔法の絵本」は未見なのですが「下妻物語」と「嫌われ松子の一生」は見ています。だから、またあの中島監督のぶっ飛んだ映像表現の世界に浸れることを楽しみに劇場に向かいました。

その楽しみとは、つまり信じられないくらい短いカットの積み重ねで1つのシーンを紡いでいく手法や、時間軸の使い方の面白さ、そして最新のデジタル技術を使った見たこともない画面を見る楽しさです。もー、それらはバッチリというか予想以上に素晴らしくて、見れば見るほど新しい発見があるんじゃないかと思えました。

しかし、その映像はイコールとして登場人物が「告白」する何とも言えないどす黒い人の内面を表現するために使われます。だから、お昼休みはワクワクウオッチングというわけにはいかないわけです。

殺された娘の復讐をする先生、別れた母親の愛をひたすら求める少年、子供を溺愛することでしか自己の存在が確認できない母親など、スクリーンに描かれる感情はすべて歪んだ感情です。そしてそれらを上記した映像で表現されるわけですから、見ている僕なんかは、その容赦のなさに圧倒されてしまいました。

復讐するのもそこに愛があったから、息子を殺すのも愛ゆえに、他人の子供を殺してしまうのも愛されたいから、愛ってホントに厄介だな〜、愛とは恋愛だけでないんですよね。

そうそう途中にインサートされる流れる雲の映像、そしてエンディングにも提示される雲の映像。あれはなんだったんだろう。そのことを考えるのもまた映画を観る楽しみの一つだな〜なんて思ってます。

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