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Sunday, November 16, 2008

この男臭さはなんだ。オレはルシンダに抱かれたい

 Lucinda Williamsの新しいアルバムLittle Honey
を聞いてるです。

Lucinda


 前作は凄く聞きやすい柔らかめのサウンドで、就寝前のナイトキャップにもばっちりだったんだけど、今作はまったく逆。まずギターの音が凶暴ですわ。寝酒代わりにはならないな。

 全体的に乾燥していて、ぶっきらぼうで、エッジが効いたサウンド。アレンジもざっくりしてて、つうよりざっくりし過ぎ。あんまり練らないアレンジだからこそバンドとの一体感、つまりライブ感が伝わってくるね。そうそう、ニール・ヤングがクレイジーホースとやるアルバムな感じ。しかし、ほんと、アレンジ、曲調、サウンドメイキング、すべてが男臭い。だけど、そんな曲が集まったアルバムに「Little Honey」なんてタイトルをつけちゃうんだから、どんだけツンデレなんだか。

 エルビス・コステロとのデュエットは、コステロのアクが強く出過ぎ。ちょっと期待外れ。でびっくりしたのはアルバム最後の曲「It's A Long Way To The Top」。AC/DCのカバー。1976年のHigh Voltage
に入ってるオリジナルの方はバグパイプがピーヒャララなお茶目なロックンロールなんだけどダルダルなブルースロックに仕上がっていて、びっくりだよ。

 普段、あんまりAC/DCにブルースは感じたことはないけど、これを書くためにHigh Voltageを聞き直してみたら、案外ブルースやってるんだわ。まーあんまり面白い曲ではないけど。完璧に余談ですね。

 しかし、この乾き様はなんなんだろう。同じメソメソ系の曲でもライアン・アダムスが流す涙がゲル状ならば、ルシンダが流す涙は、流れたそばから直ぐに蒸発しちゃいそうだ。どっちかね、「もう涙も涸れちゃったよ」なのか、「今は泣いてる場合じゃない」なのか。どっちにしてもこの乾き様がこのアルバムの魅力なんだ。

 カントリーだブルースだジャンルわけは無用のメチャクチャ男臭いロックアルバムです。大好き、また聞く、明日も聞く。

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